私は愛煙家でした。1日1箱は必ず吸っていましたね。
しかし、昨今のたばこ税による、えげつない値上げと、タバコを吸っているだけで「悪」とされる風潮に嫌気がさして、今年の元旦に禁煙を決意し今も継続しています。
半年も経てば、タバコへの依存も無くなり、まったく吸いたいとも思わなくなりました。
今回は私が禁煙成功するために用いた3つの要素と、その攻略方法をお教えいたします。
目次
ニコチン依存症にはニコレットが効果あり
まず、第一の禁煙を難しくさせる要素としてニコチン依存症というものがあります。これは薬物的な依存症で、依存の強さと言う点ではコカインに匹敵するとも言われています。
これに抵抗するためには、一気に断つという方法は無謀なのでおすすめしません。徐々にニコチン摂取への欲求を減らしていきましょう。
ニコチン依存症に効果的な方法とは、ニコチンの摂取をタバコではなく、他の方法で体内に取り入れ、尚且つ徐々に量を減らしていくと言う方法です。
この方法に最適なのが、市販されているニコレットです。
ニコレットが効果的
ニコレットはAmazonなどの通販サイトでも手に入りやすく、ガムという手軽さなので、タバコの代用品としては最適です。
お値段は少し高めですが、禁煙に成功できれば安い投資と考えましょう。
実際、禁煙に成功するとタバコに使っていたお金がまるまる浮くので、経済的にかなり余裕ができてウハウハですよ。
アイスミントとフルーティミントの2種類があります。個人的にはフルーティミントの方が好きですが、ちょっとお値段がアイスミントより高いです。
ポイントは一日に噛むガムの個数を徐々に減らしていく事!
禁煙を始めて、最初の3日~1週間はとてもキツイです。なので、最初は我慢せずにタバコを吸いたくなったらニコレットを噛みましょう。
ただし、用法容量をしっかりと守ってください。1日20個までと決まっているので超えないようにしましょう。
3週間ほど経つと、徐々にニコチンへの依存も収まってきます。そうしたら、ニコレットの量も徐々にセーブするようにしましょう。
ここで一番大事なのはタバコを吸うという習慣から離れる事です。
ニコチンへの依存は薬物依存なので、その欲求はどうしようもありません。なので、無理に我慢はせず、焦らないで、タバコからニコレットへ移行させるのを第一段階として、慣れてきてから徐々に量を減らしていく方法を取ると禁煙成功に近づきます。
最終的にはニコレットから、普通のガムに移行しましょう。
タバコの代用品にはニコレスがおすすめ
第二の要素として習慣、所謂、癖ってヤツがあります。
これが、意外と厄介でして、朝の寝起き、三食のご飯を食べた後、仕事の休憩中、寝る前の一服などなど、無意識にルーチン化されていて、抜け出すのに一苦労です。
音殺して歩くのは癖になってても良いですが、タバコを吸う癖からは卒業しましょう。
とは言っても難しいと思いますので、タバコ以外の代用品を利用しましょう。
アイコスで使用可能なニコレス
そこで、おすすめなのがニコレスです。アイコスなどの加熱式たばこのカートリッジ型であり、アイコスと互換性があるデバイスなら使用可能です。
使用した感想は、吸いごたえはありますが、メンソール感が強めです。残念ながら、ニコレスはメンソールしか今のところ無いようです。
メンソールが苦手な方は後に説明するNosmoQで代用するなど検討ください。
アイコスは少し高価なので、安めの互換性があるデバイスがおすすめです。勿論、現在アイコスを使用している方は、そのまま使用できます。
ハーブタバコNosmoQ
ニコレスの他にもNosmoQという韓国製のニコチンゼロのタバコがありますが、びっくりするほど不味いのに加え、葉の詰め方や質も悪く、吸ってる間に火種がぼろぼろ落ちてくるのであまりおすすめはしません。
しかし、加熱式タバコとは違いカートリッジ式ではないので、デバイスの購入で余計な費用を使わずには済みます。また、実際に火をつけて吸うので、よりタバコに近い感覚です。
NosmoQは何種類かフレーバーがありますが、ヘーゼルナッツとローズは正直、上級者向けです(笑)
メンソールがなんとか吸える味なので、メンソールが苦手ではないのならNosmoQを代用するのも良いと思います。
因みに、ニコレスもNosmoQも価格的には大差ないと思います。1カートン4000円前後です。ニコレスのみ、そこにアイコスなどのデバイスが別途必要になるだけです。
・・・と言うか、普通にタバコ買うより安いですね。
ニコレスなどの代替タバコを利用することにより、サラリーマンに不可避なタバコミュニケーションを継続しながら、禁煙成功できます。
ニコチンゼロとは言っても、周りから見れば喫煙者と同じなので、必ず喫煙所で吸いましょう。勿論、未成年者の購入は出来ません。
また、ニコチンは入ってないですが、タールは発生するので体に良いものではありません。これも徐々に減らすようにして、習慣からの卒業を目指しましょう。
第三の要素、禁煙には意志力が必要です
第三の要素として意志力が挙げられます。結局は継続する自身の意思によって、禁煙の成功率は違ってくるのです。
この意志力こそが最大の壁であり、難題です。
禁煙開始は記念日からにしよう
禁煙を継続する意志力を高める方法としては、禁煙を開始する日を何かしらの記念日からにすることです。
例えば、私のように年の初めの元旦から始めようと決意した場合、今日で禁煙何日目というのがわかり易くなるため、モチベーションの継続にも繋がることで禁煙成功のハードルも下げることができます。
他にも、自分の誕生日とか、愛する人の誕生日から等、意外と記念日を開始日とすると頑張れてしまうものですよ。
達成出来たら自分へのご褒美を
少しずつでよいので目標を立てることで、何事も継続しやすくなるものです。その目標を攻略出来たら、自分へのご褒美を作ってあげると更に成功率が上がります。
まずは3日間、次は1週間、1ヶ月、3ヶ月と段階を踏んで目標を立てましょう。
禁煙に成功できれば、今まで使っていたタバコ代がそのまま自由に使えるお金になるので、少しくらい無駄遣いしてもお釣りが返ってきますよ。
ただし、暴飲暴食はやめましょう。太りますよ。
ストレスが~は甘えだと自覚しましょう
禁煙失敗の理由としてよく耳にするのが、「タバコを辞めると、ストレスが溜まって」と言う言葉。はっきり言って、言い訳であり、甘えです。
タバコを吸う習慣のない人でもストレスで死んでませんよ。逆にストレスで死んでしまうような人はタバコを吸っていたとしても変わりありません。タバコを逃げ道に使う前に仕事や生活環境の改善を考えましょう。
お金の計算をしよう
当たり前のことですが、禁煙が成功すれば、今まで財政を圧迫していたタバコ代がゼロになるわけです。・・・という事は、毎日1箱(500円)吸っている方を例に挙げれば、
1日500円×30日=1ヶ月15,000円
1ヶ月15,000円×12ヶ月=180,000円
1年間で18万円!
1年間で18万円節約できるんですよ!ちょっと旅行でも行きましょうよ!
しかも、タバコ税は値上げが際限ないですからね、これからもどんどん上がっていくと思いますよ。手遅れにならない前に禁煙しておいた方が良いと思いますよ。
禁煙成功へのまとめ
闇雲に禁煙しようと挑戦すると高い確率で失敗すると思います。失敗する場合は何が原因なのかを分析して対策を考えましょう。何事にも準備は必要です。
今回、説明したように禁煙と言っても一筋縄では無いです。それぞれの独立した3つの要因があり、それぞれに対処することによって成功への確立を上げることができると思います。
- ニコチン依存への対処
- 喫煙習慣への対処
- 継続する意志力への対処
これからのご時世、タバコを吸うメリットは多くないと思います。逆にタバコを辞めないメリットが見当たらないとも言えます。
今まで禁煙に挑戦して失敗している方は参考にしてみてください。