鳥取城の歴史と概要
鳥取城は現在の鳥取県鳥取市にあった戦国時代後半に築かれたお城です。久松山の山頂に築かれた事から別名「久松山城」とも呼ばれています。
鳥取城が歴史に名を残す事となったのは、織田信長による中国攻めの際に、家臣の羽柴秀吉が大軍で兵糧攻めを行ったことが有名です。
時の城主、吉川経家が家臣の助命をを条件に自刃へと至りました。
城郭の博物館の異名
鳥取城は土でできた中世城郭と、石垣でできた近世城郭の2種類の城で構成されています。
山頂の戦国時代の山城と麓の近世城郭、戦国時代から江戸時代を通して増改築がなされた鳥取城は各時期の城郭の変化が観られる様から「城郭の博物館」の異名を持ちます。
重要文化財「仁風閣」
仁風閣は鳥取城の扇御殿跡に建設された、国の重要文化財に指定されている西洋館です。
映画「るろうに剣心」のロケ地にもなりました。
仁風閣の命名は「アドミラル・トーゴー」こと東郷平八郎元帥です。
木造2階建て白亜塗りのフレンチルネッサンス様式。
江戸時代の鳥取藩主池田氏の別邸と言う名目で建設されたが、当初から皇族の利用を想定した設計だったと言われています。
見どころは見事な高石垣
昭和18年の鳥取大地震で天守台の石垣などが崩壊したが、復元整備が行われており、見事な高石垣が観られます。
開城時間・料金・スタンプ
| 営業時間（仁風閣） | 9：00～17：00（入場16：30） |
| 観覧料 | 大人：150円 小人：無料 |
| スタンプ設置場所 | 仁風閣内 |
アクセス・駐車場
アクセス
マイカー
鳥取自動車道・鳥取ICから国道29号経由で県道292号、県道323号と進み約20分。
電車・バス
JR山陰本線「鳥取駅」から徒歩約25分。
鳥取駅から100円循環バスくる梨「緑コース」で約７分「仁風閣・県立博物館」下車。
土・日・祝日のみループ麒麟獅子バス「鳥取城跡」下車、徒歩約５分。
駐車場情報
鳥取県庁Ｐ、県庁北側無料Ｐ、鳥取市役所Ｐが近くて便利ですが、土・日・祝日のみ利用可能です。注意しましょう。
平日の場合は、市営片原有料駐車場を利用しましょう。自走式の立体駐車場ですが、広くて安心です。
市営片原有料駐車場
・30分まで無料
・30分を超え、1時間ごとに100円
・24時間営業
