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津和野城は解放感あるリフトで行くのがおすすめ!~らくらく山城攻略~

津和野城へは解放感あるリフトで行くのがおすすめ!

皆さん、お城めぐってますか?

お城めぐりで難関のひとつに挙げられるのが、山城の登城です。

若い時は健脚に任せて、スイスイ登れた山城も年を重ねていくにつれ、これがなかなかね…苦行にも近い感覚になっていませんか?

しかも、山の中ともなると、獣の注意なども大袈裟な話ではありません。とかね(汗)

今回、ご紹介する名城は津和野城。

津和野城は島根県鹿足郡津和野町に位置する日本屈指の山城ではありますが、なんとも画期的な方法でいとも容易く攻略出来てしまうのですよ!

津和野城へはリフト茶屋から

津和野城リフト茶屋

津和野城へは、なんと途中までリフトで行けてしまうんです!

駐車場に車を止めたら、道を挟んで反対側にあるリフト乗り場を目指しましょう。

写真の右上に藤棚がありますね。季節が合えば、さぞかし綺麗でしょう。

休憩施設にもなってます。トイレもここにあります。

津和野城リフト運行時間

入口に運行時間が書いてあります。

よほどの悪天候などの変更が無ければ、通常は9:00~16:30までの運行です。

小雨程度なら運行してます。

日本100名城スタンプラリーのスタンプもリフト茶屋に設置されています。

帰りはリフト茶屋の反対側に降りることになるので、リフトに乗る前に忘れずに押しておきましょう!

津和野城100名城スタンプ

リフトを使わずに登山道を徒歩で行く事も可能です。その場合、リフト終着点まで約30分ほどかかり、そこから、さらに本丸までは片道約20分は歩くことになります。

津和野城観光リフト時間と料金

運行時間9:00~16:30(下り最終16:20まで)
運休日12月1日~2月末までの間の平日(土・日・祝日は運行
利用料金大人:往復700円/片道400円
小人:往復500円/片道300円
※20名以上の場合は団体割引あり

リフト乗り場のおっちゃんが気さくな方で、この日も残念ながら小雨が降っていましたが、リフトは運行していました。

12月1日から2月末日までは運休期間ですが、平日のみの運休です。土・日・祝日は運行しています。

リフトに乗って津和野城へ、いざ!

津和野城観光リフト

わーい!乗り込め~!

見てくださいよ!この圧倒的な・・・緑!森林浴!

そして、何と言いますか、この・・・解・放・感!

私が訪れたのはゴールデンウィーク真っ只中だったので、新緑が楽しめました。季節によって四季折々の風景を楽しめると思います。

少し、高さがあるので、下を見続けていると怖くなりますが、

大丈夫!帰りの方が何倍も怖いですから!

そんなに長い時間では無いので、風景を楽しみましょう!

リフト終着点からの眺望

リフトを降りたところからの眺望です。

近くに津和野駅があり、SLが運行しています。

津和野駅から津和野城観光リフト乗り場までは歩いても行けますが、徒歩だと約30分ほどかかります。レンタルサイクルもあるようなので、利用するのも良いでしょう。

津和野駅周辺は車で通り抜けてしまいましたが、情緒あふれるレトロな町並みが広がっていました。時間があれば観光したかったなぁ・・・

小雨が降っていとこともあり、津和野駅周辺は混雑していましたが、津和野城は人も疎らでゴールデンウィークにも関わらず、ほぼ貸し切り状態でした。

津和野城本丸跡へ

津和野城本丸跡へ

えっ!マジで・・・

こんなところ通っていくの・・・とお思いでしょうが、かなり整備が行き届いているので歩きやすくなっています。

ただし、リフト茶屋のおっちゃんにも言われましたが、雨などの天候によって、足元がかなり滑りやすくはなります。

足元には充分注意しながら進みましょう!

津和野城本丸跡へ
石垣と鉄骨

歩きやすくはなっていますが、起伏はかなりあります。

必ず、履きなれた靴で行くのをオススメします。

津和野城の見どころの一つでもある石垣。

その石垣へとのびる鉄骨。

この、なんとも無骨でアンバランスとも思えるような組み合わせが、また堪らなく良いのです。

リフト乗り場から本丸跡までは片道20分程度で、往復で約40分かかります。本丸からの景色や石垣などをゆっくり楽しむことを考えて、1時間程度は見積もって行きましょう。

間違ってもリフトの最終時刻の16:20分をオーバーしないように!

津和野城本丸三十間台

津和野城本丸三十間台

津和野城の一番の見どころである本丸跡の三十間台(さんじっけんだい)です。

算木積の石垣も見事です。

津和野城の歴史は永仁3年(1295年)ころ、鎌倉幕府の頃から始まっています。築城者は能登の豪族吉見頼行となっています。

鎌倉幕府の頃は典型的な中世山城でありましたが、慶長6年(1601年)関ケ原の合戦の後入城した坂崎成正が山頂に三重天守を建て、壮大な石垣もこの時の近代山城への大改築の賜物です。

津和野城天守台からの眺望

天守台からの眺望です。

見事な石垣の残る山城として、兵庫県朝来市和田山町の天空の城・竹田城と比較され、規模では流石に負けますが、整然とした石垣、天守台からの眺望は負けてませんよ!

津和野城へのアクセス

津和野城リフト茶屋駐車場

津和野城へは今回のブログ記事で紹介したように、リフトを使っての登城が一般的で、私もオススメします。

リフト乗り場である、リフト茶屋へのアクセス方法は、JR津和野駅から徒歩やレンタルサイクルを使うか、車でのアクセスになります。

リフト茶屋には無料駐車場がありますが30台程度の駐車場で、そこまで広い駐車場ではなかったです。

リフト茶屋駐車場

中国自動車道・六日市ICから国道187号経由で約50分。

電車

JR山口線・津和野駅から徒歩で約30分。

忘れてません?帰りのリフト

言ったじゃないですか・・・

行きより帰りの方が何倍も怖いって。

津和野城観光リフト復路

いや、絶景なんですよ。ホント。

前だけ見ていれば問題ないんです。でも、どうしても下りの場合は地面が目に入ってしまうのですよ。

使えるかな~なんて思って、動画も撮ってきたのですが、あまりにもキモボイスが入っていたので封印しようと思います(´;ω;`)

・・・

それはさておき、今回の津和野城の紹介はいかがでしたか?

冬のゲレンデ以外でもリフト乗りた~い」って方、私以外にもいるはず・・・

名城めぐりでネックとなる山城の登城ですが、今回の津和野城のようなリフトが利用できるユニークな山城も存在するのです。

自力での登城も良いですが、たまには楽させて~って時にイチオシですよ!

津和野城も竹田城と比較されるほどの壮大な高石垣の残る日本屈指の山城です。見どころも多い名城なのでオススメです!

それでは、次回の名城紹介をお楽しみに!

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