レトロ観光地

九度山観光には道の駅「柿の郷くどやま」を拠点にしよう!

【九度山観光スポット】真田幸村ゆかりの地【和歌山県九度山町】

旅行を計画するときに、先ず最初に考えるのが移動手段だと思います。

電車やバスなどの公共交通機関が充実している観光地では心配は無いですが、全ての観光地が整備されているわけではありませんよね。

私はドライブも趣味なので車で行く事となりましたが、そうなると出てくる問題が駐車場の問題ですね。

今回、ご紹介するレトロ観光地は紀州・九度山です。

九度山観光に最適な駐車場と、レトロな雰囲気満載な九度山町をご紹介いたします。

紀州・九度山の観光スポット

「日本一の兵」人気の戦国武将、真田幸村というと信州・上田か大坂の陣が有名ですが、なかなか知られていない通なゆかりの地として紀州・九度山町があります。

九度山町は天下分け目の関ヶ原の合戦に敗れた、真田昌幸、幸村(信繁)親子が徳川家康から蟄居(ちっきょ)を命じられた地であり、現在の和歌山県高野山のふもとに位置する場所です。

善名称院

真田庵

真田庵とも呼ばれ、真田幸村父子の屋敷跡に建てられたお寺です。

当初は高野山への蟄居を命じられたようですが、高野山は女人禁制で、妻を連れていた為この地で生活していたようです。

家康は西軍側についた真田親子を斬首するつもりでいたようですが、東軍側についた真田信之(幸村の兄)の計らいもあり謹慎処分となりました。

この蟄居生活のなか、智将として名を馳せた真田昌幸は打倒徳川を心に誓いながらも志半ば逝去してしまいます。その無念は息子の幸村が引き継ぎ大阪の陣に繋がったのでしょう。

九度山・真田ミュージアム

真田丸

関ヶ原で敗れた後~大阪夏の陣まで、真田親子の蟄居生活がどのようなものだったのかを知りたいのなら「九度山・真田ミュージアム」がおすすめ!

九度山・真田ミュージアム

当時の暮らしの再現や、ドラマ真田丸で使われた展示品など、クオリティが高い博物館です。

打倒徳川を誓いながらも、それを悟られないように、準備した武器等を隠すカラクリ屋敷の再現が素晴らしかったです。

駐車場が無いですが、道の駅「柿の郷くどやま」から徒歩で約10分程度です。

開館時間9:00~17:00(入場16:30)
入場料金大人:500円 小人:250円
休館日月・火曜日(祝日の場合は営業・翌平日休館)
年末年始(12月29日~1月3日)
※ゴールデンウィークは休まず開館。

道の駅「柿の郷くどやま」

九度山町は富有柿の名産地です。

九度山町へのアクセスには道の駅「柿の郷くどやま」を目指すのが良いと思います。

広い駐車場があり、お土産も売っていますので、観光の拠点となります。

九度山散策マップ

また、見逃せないのがご当地ドリンクの「幸村茶」です。自販機のデザインもとっても可愛いので、是非買ってみてください。

ご当地ドリンク「幸村茶」

道の駅で車中泊をお考えの方にもオススメです。

広い駐車場に加えて、トイレも綺麗で、交通量の多い幹線道路から離れているため夜も静かに安心して眠れそうです。

道の駅「柿の郷くどやま」アクセス

道の駅「柿の郷くどやま」

九度山散策のネックが何度も言う様に駐車場です。

真田庵も九度山・真田ミュージアムも狭い住宅地の中にあり、駐車場も無いです。

道の駅「柿の郷くどやま」を拠点として、ここに駐車して、のんびり歩いて散策するのがおすすめです。帰りにお土産も買っていきましょう。

道の駅「柿の郷くどやま」駐車場

京都・大阪方面より近畿自動車道~阪和自動車道・美原北ICから国道309号線→国道170号線→国道371号線→国道370号線で九度山町へ。美原北ICより約60分。

奈良方面より名阪自動車道・郡山IC~京奈和自動車道・橋本ICから国道370号線で九度山町へ。郡山ICより約60分。

電車

京都・大阪方面より難波駅から南海高野線で橋本駅でのりかえ九度山駅へ。約1時間5分。

奈良方面より奈良駅からJR大和路線・環状線で新今宮駅、南海高野線で橋本駅でのりかえ九度山駅へ。約2時間5分。

お食事は「そば処幸村庵」で

散策の途中でお腹が空いたら、お食事は「幸村庵」で美味しいお蕎麦をいただきましょう。九度山・真田ミュージアムや真田庵のすぐ側にあります。

信州の上田市もそうですが、幸村ゆかりの地は蕎麦がおいしい土地でもあるんですね。