皆さんはマンホールカードなるものをご存知でしょうか?
マンホールカードとは下水道広報プラットホーム(GKP)が発行しているトレーディングカードサイズのパンフレットの事で、日本全国の各地の市町村で無料で配布されています。
そもそも・・・
マンホールの蓋って各県や市町村によってデザインが違うってご存知ですか?
デザインの選定に関しては地方公共団体が行っており、当然、その地を代表するものがデザインとなっています。
今回の旅のコンセプトは“マンホールカードのルーツを訪ねる旅”
マンホールカードにスポットを当て、マンホールカードの詳細な入手方法と、デザインのルーツをご紹介いたします。
目次
新潟県十日町市中里マンホールカード
今回の旅で訪ねたのは新潟県十日町市。
さて、先ずはマンホールカードをゲットしに行きましょうかね!
・・・と思って十日町市のホームページを調べたところ
配布場所が季節によって異なるようで、4月~9月と10月~3月でどちらか片方でのみの配布となっておりました。
私が行った日付は10月5日。
しかし、ホームページの情報では『4月~9月(現在はこちらで配布)』との表記が・・・
まぁ、どちらにせよ両方行くから、ついでに確かめてくるか!と向かったわけです。
中里マンホールカードの入手方法
配布場所 | 清津峡渓谷トンネル エントランスPeriscope |
配布時間 | 8:30~16:30 |
配布期間 | 4月~9月 |
「エントランスPeriscope」はオシャレなカフェでした。こちらでの配布期間は4月~9月までです。それ以外の期間は無情にも貰えません。
お気付きでしょうか?
そうです!私は先ずこちら側へマンホールカードを貰いに行ったのです!
え~!だって~!10月だったけどさぁ!
ホームページに4月~9月(現在はこちらで配布)って書いてあるんだもの(´・ω・`)
・・・という事で
配布場所 | ミオンなかさと |
配布時間 | 10:00~22:00(休館日:木曜日) |
配布期間 | 10月~3月 |
10月からの配布場所である「ミオンなかさと」へ。
ミオンなかさとはかなり大きな温泉複合施設でした。
道の駅的な施設を想像していたので、(物産市やお土産屋さんも充実しているが)お風呂セットも持っておらず、マンホールカードだけ貰って、そそくさと退却・・・
ミオンなかさとの受付のお姉さん、お風呂にも入らずに出てきてしまって
ごめんなさい(´;ω;`)…にも関わらず親切にしてくださってありがとうございました。
ミオンなかさとでの配布期間は10月~3月までです。
なんやかんやでなんとか人生初のマンホールカードゲット!!
初めて入手しましたが、ダムカードと同じく丁寧な造りのカードです。
これは人気があるのも納得の一品ですね!
さて、まだ旅は終わりじゃありませんよ~
もう、お気づきの方も多いかもしれませんが、マンホールカードのルーツとなっている場所に行ってみようじゃありませんか。
日本三大峡谷 清津峡
新潟県十日町市中里マンホールカードのルーツは日本三大渓谷にも数えられている清津峡(きよつきょう)でした。
清津峡渓谷の見どころは何といっても清津峡渓谷トンネルです。
最奥部のパノラマステーションは是非一度は見てもらいたい絶景です!
それでは、私もインスタ映えでもするフォトジェニックな写真を撮りに行きましょうかね。
清津峡渓谷トンネル
因みに、4月~9月までの中里マンホールカードの配布場所である「エントランスPeriscope」はこのトンネル入り口の直ぐ手前にあります。
入口の側面に入坑料金と営業時間などが書いてありました。
入坑料 大人:600円 小人:300円
営業時間 8:30~17:00
トンネル内部は結構暗い。
ちょっと不気味かも・・・
早朝なので人は疎らでしたが、混雑時は矢印に従って歩きましょう!
ひぃ~!
この演出は!?
なかなかナイスですね!
清津峡渓谷トンネル見晴所
清津峡渓谷トンネルには最奥部のパノラマステーションも含めて合計4ヵ所の見晴所が設けてあります。
第一見晴所から。
トンネルの脇から渓谷を覗くことが出来るようになっています。
ベンチなど休憩もできます。
?????
第二見晴所。
帰ってきてから調べましたが、実はこれトイレだった様です。
第三見晴所です。
こちらもまた斬新で先鋭的なデザインでしたね。
パノラマステーション
清津峡渓谷トンネルの最奥部にあるパノラマステーションです。
インスタ映えする写真を撮りたいなら是非行ってもらいたい場所ですね。
早朝だったので人が疎らでしたが、ここに限っては人物が沢山いたほうが良い写真が撮れそうな感じがします。
下面は水が張ってあり反射するようになっていますが、水深はそんなに無いので靴を脱いで裸足で入っていけば問題ないです。
ただ、タオル等は準備していった方が良いでしょう。
両端が比較的に浅く、中央部は深くなっていました。
確かに段差には気を付けないと転んでしまったら大惨事かも・・・
さて、それでは写真も撮れたことですし、折り返して帰りますか。
最奥部付近で見た出口までの距離は687mでした。約700mのトンネルでした。
清津峡渓谷へのアクセス
清津峡渓谷には無料の大きな駐車場がいくつかあります。
紅葉シーズンには混雑が予想されますが、第3駐車場まであるようです。勿論、清津峡第1駐車場が一番近くて便利なので、空いている場合は利用しましょう。
第一駐車場の向かいには綺麗な公衆トイレもありました。
こう言う配慮が地味に有難かったりするんですよね。
清津峡第1駐車場
車
関越自動車道・塩沢石打ICから国道353号線で約25分。
電車・バス
JR上越新幹線・越後湯沢駅から森宮野原行き急行バス「清津峡入口」下車で徒歩約30分。
マンホールカードのルーツを訪ねて
今回のマンホールカードのルーツを訪ねる旅いかがでしたか?
マンホールカード収集をされてる方は多いかもしれませんが、デザインの元となる場所に実際に訪れるという旅は珍しいのではないでしょうか?
マンホールカードの魅力はコレクター魂を擽ると共に、その洗練された秀逸なデザインにもあると思います。
その素敵なデザインの元となる景色もまた、心の琴線に触れるものです。
今回ご紹介した清津峡。
マンホールカード収集家もそうでない方にもおすすめする観光地です。
是非、インスタ映えするフォトジェニックな写真を撮りに出掛けてみては!
それでは、次回のマンホールカードのルーツを訪ねる旅をお楽しみに!