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熊野那智大社
熊野那智大社は和歌山県東牟婁郡那智勝浦町に鎮座する神社であり、ユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を構成する熊野三山のひとつです。
熊野三山とは、熊野本宮大社、熊野速玉大社、熊野那智大社の3つの神社の総称です。
社殿は古墳で有名な仁徳天皇の時代に建立されましたが、戦国時代に織田信長の焼討ちに遭い、現在の社殿は豊臣秀吉が再興したものを徳川8代将軍吉宗が改修したものです。
残念ながら、私が訪れた2018年4月時点では、熊野那智大社拝殿および青岸渡寺ともに修復工事のためシートで覆われていました。修復工事は2019年の3月までの予定だそうです。
那智山参道
那智の滝、商店街の駐車場に停めた場合は467段におよぶ石段の参道を上ることになります。
かなりの長さがあり、高低差もあるので、履きなれた靴で参りましょう。
朱の大鳥居
参道を登っていくと朱の大鳥居が見えてきます。鳥居をくぐって更に登っていくと熊野那智大社拝殿へ。
ここを右に行くと青岸渡寺になります。
青岸渡寺・山門
朱の大鳥居から右に曲がって進んで行くと青岸渡寺の山門があります。
青岸渡寺は天台宗の寺院です。
ユネスコ世界遺産
ユネスコ世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」を構成する熊野三山。
熊野那智大社の他に、熊野本宮大社、熊野速玉大社があります。
熊野那智大社・拝殿(修復中)
がびーん・・・
2019年の3月まで修復工事中。でも、シートを被った姿もある意味レアかも??
参拝時間・参拝料
参拝時間 | 6:00~16:30 |
参拝料 | – |
宝物殿:参拝時間 | 8:00~16:00 |
宝物殿:入館料 | 大人:300円 小人:200円 |
熊野那智大社から那智の滝へ
熊野那智大社でお参りを済ませたら、那智の滝へと向かいましょう。
登ってきた参道とは別に青岸渡寺を抜け、山の中を通る道がありますので、個人的にはこのコースを通るのがオススメです。
熊野那智大社からの眺め
熊野那智大社からの眺望です。かなり登ってきたことが伺えると思います。
さぁ!今度は下りますよ。
三重塔と那智の滝
定番のポイントですが、青岸渡寺の三重塔と那智の滝です。
三重塔の手前の道は車も普通に通る道なので気を付けましょう!
那智の滝へ
木漏れ日の中をゆったりのんびり歩いて下って那智の滝へ。
途中、車道を渡るので注意!
那智の滝( 飛瀧神社 )
那智の滝は、熊野那智大社の別宮である飛瀧神社のご神体です。133mの落差、水量ともに日本一を誇り、日本三名瀑のひとつとして数えられています。
参拝時間・参拝料
参拝時間 | 7:00~16:30 |
参拝料 | 大人:300円 小人:200円 |
アクセス・駐車場
アクセス
マイカー
国道42号線から県道46号線で約25分。付近の有料駐車場か商店街の駐車場を利用。
熊野那智大社・青岸渡寺までは、防災道路を通れば石段を上ることなく近くの駐車場に停められますが、通行料が800円必要です。
バス
紀伊勝浦駅から熊野交通路線バス「那智山行き」で約30分。
那智の滝ならバス停からは近いですが、熊野那智大社・青岸渡寺までは那智山参道の467段におよぶ石段を上ることになります。
駐車場
那智の滝には、お土産屋さんの駐車場に停めさせてもらうのが良いと思います。無料で利用はできますが、人情としてお土産を買っていきましょう。オススメのお土産は那智黒という黒飴です。
勿論、有料のパーキングもありますのでそちらを利用しても良いです。1回500円程度です。
熊野那智大社・青岸渡寺に行く場合は、800円の通行料を払い防災道路を通って、近くまで行く方法と、下から参道を上って行く方法があります。
因みに、熊野那智大社・青岸渡寺付近の駐車場は30台程度しか停められないです。
大門坂駐車場
番外編として、大門坂駐車場を利用するという手もあります。
大門坂駐車場は広くて無料ですが、ここから歩いて熊野那智大社・那智の滝までとなると、健脚の方でも40分~1時間くらいはかかると思います。
しかし、世界遺産・熊野古道を一番堪能できると思うので、時間に余裕があり、体力に自信のある方は利用してみるのも良いと思います。