竹田城は現在の兵庫県朝来市和田山町にあった国内屈指の山城です。
城下から見上げる山の頂にあり、別名「日本のマチュピチュ」「天空の城」と呼ばれることもあり、また、虎が臥せているように見える様から「虎臥城(とらふすじょう)」の別名もあります。
竹田城の歴史・概要
竹田城の歴史は、室町時代の嘉吉年間(1441年~44年)に山名氏が築城し、家臣の太田垣氏が初代城主として始まります。
戦国時代に入り、羽柴秀吉の但馬攻めで落城した後、赤松広秀が城主となるが、関ケ原の合戦での鳥取城攻めの責任を問われ、徳川家康から切腹を命じられ、竹田城も廃城となりました。
現存しているのは、天守台のみです。
日本のマチュピチュの由来
「日本のマチュピチュ」「天空の城」の別名は伊達ではありません。
竹田駅側から徒歩で行くには、軽い登山と考えたほうがいいです。健脚の方でも急こう配の山道を30分以上は登ることになると思うので、覚悟はしておきましょう。
私も挑戦しましたが、山頂についた時には汗だくで、軽い酸欠状態に陥ったので、オススメはしません。因みに意識が朦朧で名城スタンプを押し忘れるという失態も犯しました。
竹田駅から中腹の駐車場「山城の郷」までシャトルバスが出ているので、素直に利用しましょう。
山城の郷には休憩施設、売店、食事もできるので、そこを拠点に歩いて向かうか、更に近くまでタクシーの送迎がありますので、利用しても良いかと思います。
大型連休中は「山城の郷」駐車場は満車でほぼ利用できないと考えておいたほうが良いです。竹田駅側の臨時駐車場を案内されるので、シャトルバスの利用を強くオススメしますが、健脚に自信のある方は徒歩での登城もできます。
開城時間・料金・スタンプ
開城時間 | 通常 8:00~18:00(入城17:30) 夏季 4:00~17:00(入城16:30) 冬季 10:00~14:00(入城13:00) ※気象条件により入城規制になる場合があります。 |
入城料金 | 大人:500円 小人:無料 |
名城スタンプ設置場所 | 竹田城跡料金所、山城の郷、JR竹田駅 |
竹田城、山城の郷でスタンプを押し忘れても、JR竹田駅にもスタンプは設置してありますので、慌てて戻らず、駅員さんに尋ねましょう。
駐車場情報
通常は山城の郷を利用しましょう。普通車100台ほど駐車可能です。
大型連休中などの混雑が予想される場合、前日から山城の郷で車中泊をするか、かなり早朝に出発することを想定して計画を立てましょう。
私の場合にゴールデンウィーク中に朝7時についた時点で満車でした。
何度も警告しておきますが、竹田駅からは素直にシャトルバスを利用しましょう。
マップ情報
おすすめ宿泊施設
ホテルサンルート和田山
和田山インターから車で5分。竹田城跡まで車で15分。こちらの方が竹田城に近い。駐車場も無料で広めなので安心。